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遭難ZERO協定/登山届&二次災害防止 岩手県警察とYAMAP 全国初のW協定

2022.07.29

登山やトレラン、山菜採り等をされる皆さんへ
『遭難ZERO協定/登山届&二次災害防止 岩手県警察とYAMAP 全国初のW協定』

もう2ヶ月近く前になるけれど、、写真は6月5日の七時雨トレラン大会の時。
ボラもやれず役立たずだし、逢えなかった方々もいるけれど、3年ぶりの開催に尽力したたくさんの仲間たちに逢えて、ウルウルしちゃいました(ヒデさん、私にもスタッフTシャツをありがとう涙)。

私も大好きな登山やトレラン。
たくさんの皆さんに豊かな自然を身近に感じてほしいし、少しでも安心安全に楽しんでもらいたいとの想いが一つ、実現しました涙。

警察庁によると、令和3年(2021年)、全国の山岳遭難は3年ぶりに3000人を超え、3075人となり、岩手県では、2021年の山岳遭難は51人となり、2年ぶりに50人を超えました。一方、遭難者のうち登山届(登山計画書)を提出した方はほとんどおらず、遭難救助の対応が遅れることにもつながっていました。
登山者は、登山口に設置されている登山届ポストで専用の書類に登山計画を記入して提出したり、事前に郵送などで登山計画を岩手県警察に提出したりすることが必要で、登山者にとっては二度手間となっていました。また、人があまり行かない低山ではそもそも登山届ポストが設置されていないことや、低山だから大丈夫という登山者の気の緩みが登山届提出率が低い理由にもなっているそうです。

そしてこの度、岩手県警は7月25日に、登山地図アプリ「YAMAP」を運営する会社と協定を結びました!
この協定では、アプリ利用者は入山日や登山ルートなどの登山計画をアプリを通じて岩手県警に提出することができ、遭難した場合には、運営会社が登山者の位置情報を救助活動に役立てるように警察に提供するというものです。また、捜索にあたる山岳救助隊の二次遭難のリスクを減らすため、捜索隊の位置情報も岩手県警の捜索本部が把握できるシステムも、全国の警察で初めて導入されました。
提言していたことがこんなに早く実現するなんて、嬉しい限りです。

既にYAMAPを利用している方も多いと思いますが、ぜひご活用くださいね!
私のトレラン大会復帰はいつになることやら笑

岩手県警察HP
https://www.pref.iwate.jp/kenkei/oshirase/seikatsuanzen/3000008.html

YAMAP HP
https://corporate.yamap.co.jp/news/archive/2022-07-25/

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